カミフクロウです。
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カルチャーデイ
【カミフクロウのコメント】
函館芝1200mは、単なる短距離戦ではありません。重い洋芝とスタートから3コーナーにかけて続く約3.5mの上り坂が、馬のスタミナを著しく消耗させる「消耗戦」の舞台です。JRA屈指の短い直線（262m）とスパイラルカーブも特徴で、持続力と瞬発力が同居するハイブリッドな適性が求められます。
過去のデータからは好走の傾向が読み取れます。肉体的ピークにある若い馬、特に3歳馬（3着内率33.3%）と4歳馬（同32.1%）が好成績を収め、前走で重賞・リステッド競走を2着または3着で惜敗した馬は高い3着内率58.3%を誇ります。また、前走が芝1600mだった馬は、そのスタミナが活かされ好走傾向にあり、関西馬が優勢です。
カルチャーデイは、好走に必要な要素を多く備えています。若駒としてのフレッシュネスと爆発的なスタミナ、前走の惜敗による勢い、関西所属という地の利、そしてマイル適性で培われた持続力は、函館の洋芝と高低差を克服する上で有利に働くでしょう。さらに、戦略的なリフレッシュ期間を経て出走することで、最高の状態でレースに臨むことができ、データからもその優位性があります。
