このブログでは、夫婦喧嘩の後の修復方法について、あますことなくお伝えします。
夫婦喧嘩をしてしまったときに、うまく関係修復する方法が書いてあるよ
修復など必要ない！妻と戦え！漢（おとこ）のプライドを守れ！完全勝利だ！
おこおにさん、気持ち分かりますが、
戦いません。
参考にした本
この記事を書くにあたって、参考にさせていただいた書籍はこちらです。（感謝！）
- 【題名】男と女の怒らない技術
- 【著者】嶋津良智
- 教育コンサルタント
一般社団法人日本リーダーズ学会代表理事、リーダーズアカデミー学長、早稲田大学エクステンションセンター講師 - 【カミフクロウ的書評】
人は、朝起きてから夜寝るまでの間に80％の人と関わっていると言われています。
さらに「人」の数だけ「考え」の数があり、男性の考え、女性の考えもまた、違います。
本書では、すれ違う男女の考えから引き起こされる人間関係トラブル、特に男女間でのトラブルの対処方法をあますことなく伝えています。
男性のイライラ、女性のイライラ、そのポイントの違い理解し、あなたも「怒らない」人生を過ごしてください。
「妻とは戦うな！」とは
冒頭のメッセージ「妻とは戦うな！」の真意を説明します。
男女間や夫婦のトラブルは社会問題
男女間のトラブルは、今も昔もあとを絶ちません。
特に最近は、新型コロナウイルス感染拡大による自粛生活から、家庭内などで不安やストレスが多くなり、DV（ドメスティック・バイオレンス）被害が増えています。
大きな社会問題です。
原因は
家庭内などでの、小さなイライラが積もり積もって
大喧嘩になります。
いやです。
誰だって、戦いたくはありません。
では、どうするか？
小さなイライラは
早く見つけて
早く対処する。
そうです。
怒らないことです。
本当に必要なものは「よりよい夫婦関係」
あなたに問います。
仮に、あなたが夫婦喧嘩をしたとしましょう。
そこで、
あなたの勝ち取りたいものはなんですか？
- プライド？
- あなたに従う妻？
- 思いどおりに物事が進むこと？
いずれにしても
十分な満足感は得られないはずです。
本当に必要なものは
よりよい夫婦関係
です。
これは、夫婦喧嘩では絶対に手に入りません。
あなたがイライラする理由
それでもあなたは
「イライラ」するはず。
わかりやすく言えば
○○べき、という思考状態が裏切られると「イラッ」とします。
- 妻は、夫の言うことを素直に聞くべき
- 上司は、部下より仕事をすべき
- 後輩は、先輩に敬語を使うべき
さまざまな「べき」があり
この完成されたマイルールがくずれると
イラッ！
とするわけです。
人間本能の感情です。
しかしながら
本当に必要なのは「よりよい関係」なのですから
怒ったり、喧嘩することでは
「よりよい関係」に決してなりません。
それでも妻と戦いますか？
どうしても言うことを聞かねぇなら一発「ガツン！」と言わなきゃだめだべや！
もちろん「伝える」必要はあります。
ですが、「ガツン！」という必要はありません。
「伝える」必要すらありません。
妻を動かすのではなく
自分の望む行動を相手から引き出すために、何ができるのかを考える。
ましてや夫婦喧嘩の最中であれば
何を言ってもムダです。
あなたが守りたいものを守るために
今、何ができるのか
いっしょに考えていきましょう。
夫婦喧嘩で得られるものは何も無い
まずは、夫婦喧嘩そのものについて考えてみましょう。
結論を言うと、やはり「ムダな時間」なのです。
自分の見える世界は相手の見える世界ではない
ここまで読み進められたあなたは、おそらく
オレは「怒らない」って決めてても妻が怒りまくってんだからどうしようもねぇべや！
と、感じるはずです。
それもそのはず
「怒らない」と決めていても
相手は「怒らない」と決めているわけではありません。
ガマンすればいいのか！？
ガマンしなくていいよ
我慢するということは
相手に求めているということ。
まずは、知りましょう。
自分の考えと、相手の考えは、ちがう
ということです。
人はみな違います。
仕方のないことです。
「人はみな違う」とは言うけれど
泣き寝入りするのかよ？！
「理解」だけでいいんだよ
とはいえ
自分の感情を抑えることはできません。
ムカつくものは
やっぱりムカつきます。
あらためて、理解しましょう。
人それぞれ
知識
経験
情報
価値観
みんな違います。
正解も
不正解も
勝利も
敗北も
ありません。
計算どおりにいきません。
なぜなら
人間は
感情の動物だからです。
こだわるな！
シンプルに
喧嘩をしたら、
結論を保留にしましょう。
怒ると、視野がせまくなり、思考停止状態になります。
怒ったところで
相手からすれば
「うざい」
「めんどくさい」
と、厄介者認定されるだけです。
まったく解決しません。
火事といっしょです。
燃え続けると、全てなくなってしまいます。
喧嘩をしたら
まず逃げる。
火を消す。
夫婦喧嘩もいっしょです。
自分の火（怒り）から、先に消すこと。
自分は喧嘩をしていないように思えても
相手がキレている以上
自然とあなたは「防御態勢」「反撃態勢」になっています。
自分も怒ってしまっているのです。
相手をコントロールできません。
まずは自分から消火活動。
話は、それからです。
「よりよい夫婦関係」が最優先
何度も言いますが
正解も
不正解も
勝利も
敗北も
必要ありません。
相手との
よりよい関係を最優先してください。
強いて言うなら
- 自分の勝利、相手も勝利
- 自分の敗北、相手も敗北
- 相手の正解、自分も正解
- 相手の不正解、自分も不正解
WIN・WIN（ウィンウィン）が最適解となります。
夫婦喧嘩モードをリセットする方法
夫婦喧嘩になってしまったとき、喧嘩の着地点はWIN・WIN（ウィンウィン）です。
そのまえに、消火活動です。
まず、自分の火から消すよ
その空間を回避せよ！
まず、夫婦喧嘩になったとき
自分の
怒りのピークは6秒でおわります。
多くの書籍、専門家のみなさまがおっしゃっています。
この6秒を回避すれば
勝ち決定です。
信じてください
自分の火は「6秒で消える」のです。
6秒で消えるわけねぇべや！
いいえ、消えます。
「6秒で消えない」って
そう決めているのは、あなた自身です。
気づいてください。
怒るか、怒らないか、を決めているのは、あなた自身なのです。
相手は関係ありません。
瞬時に発する
「自分の怒りの感情」を
「自分から切り離す」ことができます。
しかしながら、この6秒で自分を見失って
キレてしまう人の多いこと。
人間本能の感情ですので、しかたありません。
だから！どうやって6秒を回避するのよ！？
毎日の「小さな習慣」だよ
マインドリセット！
まずはじめに
自分の心の中で、唱えましょう
なにもするな
です。
ここで、残念な情報です。
なにをやっても、相手は変わりません
なにをやっても、状況は変わりません
何をやっても、どうやっても、変わらないものは変わりません。
これが自然です。
今の生活そのものこそ、不自然です。
なぜだと思いますか？
あなたの目の前にあるものは、すべて「人工的」に作られたものでしょ？
パソコン
スマホ
つくえ
窓
食べもの
すべてのものには「人の手」が加えられています。
不自然なんです。
思いどおりにいくことは「不自然」なんです。
逆に
思いどおりにいかないことは
「人の手」が加えられていないから
はい、自然です。
思いどおりにいかないことは「自然」です。
なにをやっても
どうにもならないのであれば
なにもするな
そうして、時間が経過して
あなたの気持ちはリセットされます。
男は「点」でキレる、女は「面」でキレる
自分自身の消火活動を終えたら
その怒りの原因はなにか？
現場検証です。
考えましょう。
男は理論、女は感情
はっきり言って
夫婦は
かみ合わないんです。
たとえるなら
男は「物事」にフォーカスして
女は「出来事」にフォーカスするよ
うーん、まだよくわからんなぁ
例えるなら、妻は夫の「特定の行動」にムカついているのではなくて、夫の「存在そのもの」にムカついてるってことだよ。
しれっとヒドいこと言うなよ
要は
夫は、論点をもって喧嘩しているのに対し
妻は、喧嘩していること自体に喧嘩している。
ということです。
かみ合わないんです。
まあ、理解したところで状況は何も変わりませんが
男と女の「キレかた」にはこういう習性があるということを理解しておきましょう。
結局のところ・・・
なだめるしかないんです。
火は、全く消えません。
いいですか？
夫婦喧嘩をしたら
たくさん話を聞いて
結論を保留にしましょう。
関係修復へのコミュニケーション方法
徹底的に消火活動だべ！
いいえ
相手の火は消えないという理解からスタートです。
ぼうぎょ、にげる
夫婦喧嘩は
お互いに気持ちが荒れている状態です。
すでに、自分は冷静です。
そうなれば
相手の気持ちを徹底的になだめることです。
話を聞きます
共感します
しかしながら
怒っている相手をコントロールすることは絶対不可能なので
時間をかけて
相手ををうかがって
相手が怒っていれば
にげる、にげる、にげる
攻撃してこようものなら
ぼうぎょ、ぼうぎょ、ぼうぎょ
です。
ヒット・アンド・ウェイ
ならぬ
ディフェンシブ・アンド・ウェイ
です。
相手の火が消えるまで
シンプルに続けます。
続けきります。
他人なら「放置で終了」できますが
妻となれば、そうはいきません。
どうせ、妻とは長い付き合いです。
ここから
関係修復のスタートです。
相手の立場を想像する
ここで注意することは
原因を究明したところで、夫婦喧嘩はおさまらない
ということ。
しかし、そうはいっても
夫婦喧嘩のきっかけはあったはず
あなたは、妻になりきって
なんなら憑依（ひょうい）するつもりで
オバケのようにね
妻はどこでムカついたのだろうか
想像してみましょう。
ここで、重要なのは
その場で解決することではなく
ほとぼりがさめてから
自分のイケてなかった部分だけ改善する。
これで十分です。
まだまだ、妻に接触してはいけません。
「妻が応えてくれること」は重要ではない
妻の言動・行動にも、それなりの理由があります。
ここを理解していないと
ただの鬼嫁としか見えません。
お互い、どんな行動にしても必ず理由はあるものです。
「盗人にも五分の理を認めよ」といいます。
これは、泥棒にも盗みをしなければならない理由が五分くらいはあるということです。
結果を求めてはいけません。
理由を理解する必要もありません。
理由があるということを理解するだけでいいです。
まだまだ、まだまだ、妻に接触してはいけません。
ウズウズするじゃねぇか！
親しき妻にこそ「礼儀・礼節」あり
どうしても、妻にはぞんざいな態度をとってしまいます。
ここは甘えないで
「礼儀・礼節」は尽くすべきです。
- 「礼儀」は、相手に対して敬意をあらわす行動のこと、作法
- 「礼節」は、礼儀に対し、節度が加えられていること
つまり、つねに相手のことを考え、相手が心地よく思うような礼儀・作法をこころがけること。
妻に対してこそ、この考えは重要です。
夫婦喧嘩をしないで得られる「大きな収穫」
平常心です。
結論、「妻への接触」はしなくていいです。
「いつもどおりのあなた」でいいです。
夫婦喧嘩をしたら
徹底的に話を聞いて、保留
するか
いちもくさんに逃げましょう。
やはり「怒らない」が大事
どんなに夫婦喧嘩をしても
家にいれば、どうせ妻に話しかけるでしょ？
その時の、妻の対応は
とても冷めた態度でしょう
しかしながら
「シカト」でさえ、妻から送られる立派なアクションです。
夫婦喧嘩の後の、妻の反応が「無視」や「反抗的」であれば、あなたは「あ、まだなんだ」で良いでしょうし、または妻から「ちょっといい加減にしてよ！」とか言われるものなら、徹底的に話を聞いてあげようじゃありませんか。
必ず、妻からのアクションはあります。
極端な話「離婚届」や「別居の相談」であっても、妻からのアクションに変わりありません。
シンプルに、自分の思ったことを伝えれば良いのです。
「妻が、歩みよるべき」という「べき思考」をやめましょう。
「あなたが歩みよるべき」とも言いません。
いつもどおりでいいよ
ただ、
何があっても怒らないと、決めます。
「平常心でいられる自分」が手に入ります。
無傷でいること
客観的に考えて
夫婦喧嘩をすれば
疲労、ストレスなど
無傷ではいられません
ですが
あえて言います
それでも
なにもするな
です。
「なにもするな」が、無傷でいられる秘訣です。
目の前にやってくる人生のタスクを、たんたんと処理していくだけでいいです。
人生のタスク？
呼吸、食事、服を着るとか、生きていくために必要な行動だよ。
何かをするために行動するのではなくて
生きるために、行動する。
なにもするな
とは、そういう意味です。
夫婦の時間を過ごすこと自体に価値がある
結論
なにもしないことで、夫婦関係は修復します。
夫婦関係というもの
つねに
引き分け再試合
です。
あるとき、いきなり
試合開始（夫婦喧嘩）となり
いつのまにか、試合終了。
引き分け再試合
ふとしたときに
いきなりまた
試合開始
いつしか
対戦回数だけがカウントされ
気づけば
とてつもなく輝かしい戦歴となり
夫婦関係が充実していきます。
よりよい夫婦でいられる秘訣は
シンプルに
なにもするな
これだけで十分です。
それが、一番むずかしいのよ！
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最後まで読んでくれて、ありがとう。
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