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ロブチェン

テーオーアルアイン

ノチェセラーダ

バドリナート

【カミフクロウのコメント】

年末最大の2歳重賞
ホープフルステークス（GⅠ・中山芝2000m／2025年12月27日 15:45発走）。
2歳世代頂点決戦で

ロブチェン
テーオーアルアイン
ノチェセラーダ
バドリナート

を予想します。

ホープフルSは中山芝2000mで行われる2歳限定のGⅠ。
2017年に格上げされて以降、クラシック戦線をにらむ有力2歳馬が多数出走します。
過去10年のレース傾向でも、人気馬の勝率が高く、前走上位実績のある馬が強いというデータが出ています。
1番人気馬は約7割の勝率を誇り、前走で勝利や上位着順の馬が優勢という傾向です。

JRAの出馬表によると、登録18頭の中に評価したい4頭が名を連ねています。枠順も確定済みで、いずれもGⅠ級で通用するポテンシャル馬です。

ロブチェン

ロブチェンは中山芝2000mという距離延長にも対応可能な血統と馬体構成が魅力。
出走歴は浅いものの、1戦1勝でその内容が評価されている馬です。
中山のタフなコース形状に対応する底力があり、直線で脚を伸ばす力は他馬と比較して見劣りしない素質を証明しています。

テーオーアルアイン

展開次第で力を発揮しやすいタイプで、持久力と瞬発力を併せ持つ血統が強みです。
馬体重も500kg近くと成長を感じさせ、鞍上・横山武史騎手とのコンビで中山2000の上り勝負にも対応できると予想されます。
調教後の馬体重も理想的で、仕上がり面の不安は少ないと言えます。

ノチェセラーダ

ノチェセラーダはこれまで3戦で2勝、上位安定の実戦値を持ちます。
脚質が中団からの差しで、この舞台の展開に合いやすいのが魅力です。
坂のある中山2000は前半で脚を溜められる競馬となるため、終いの脚が生きるシーンが想定されます。

バドリナート

前走の萩S（G3相当）を勝利しており、勝ち切る力に加えて成長度合いも高い評価ができます。
スタミナと瞬発力のバランスが取れているため、直線入り口からの伸びが生きる中山でも上位争いが期待できます。

レース傾向と展開予想

ホープフルステークスは、2歳重賞ながら中山2000のタフなコース設定から前走重賞出走馬・複数勝利馬・好位から差し脚質の馬が好走する傾向があり、馬群の前後どちらからでも勝負になる舞台です。
近年は1番人気馬の信頼度も非常に高く（70％前後）、総じて実戦経験の豊富な馬が優勢です。

本年はG2・G3勝ち馬こそ不在ですが、上位4頭はいずれも堅実な戦績を残しており、勝ち切るだけのポテンシャルを秘めています。
上がりの切れ味、距離延長への対応、調教後の仕上がり等を総合すると、この4頭に絞って勝負できるレース内容と考えられます。